湯灌の儀式は、赤ちゃんがこの世に生まれた時、産湯に入れるように、亡くなられた方の現世での汚れを心身ともに洗い清め、来世に生まれ変わるようにという願いが込められた大切な儀式です。
また、この儀式は故人がご家族の皆様に囲まれて過ごす最後の機会でもあるのです。
湯灌の儀の流れ
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1 お伺い準備
ご遺族様にご挨拶をし、故人様にお参りをした後、準備を始めさせていただきます。
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2 逆水の儀式
ご遺族の皆様に逆さ水(かけ湯)の儀式をしていただきます。
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3 ご洗体・ご洗髪
洗髪、洗体、髭剃り、産毛剃りをさせていただきます。急激な体温上昇により故人様のお体を痛めないように、シャワー入浴をさせていただいております。
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4 身支度
白装束を着ていただき身支度を整えます。また故人様が生前にお好きでしたどのような服装でもお着替えさせていただきますので、ご安心くださいませ。
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5 納棺
着付けのお直しやお顔周りに綿花にてお飾りをさせていただきます。
故人様が生前に愛用されていた品物などもお棺にお納めいただけます。(※地域や火葬場により異なります)